先が見えない時、心が折れそうな時何度でも見たい感動的なTED3選と目標達成のエッセンス10

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Dr.ディマティーニは学習障害児といわれて学校をやめた経緯がありながら、17歳の時にメンターに出会って将来のビジョンを垣間見た体験から人生が変わり、
自分を信じてを実現した世界的な成功者です。

【自分に自信がない方必読!学習障害児が「ザ・シークレット」引き寄せの哲人になったディマティーニの話】

復学してすぐのころは試験で失敗して落胆し、
心が折れそうな時先が見えない時もあったといいます。

しかし、家族の支えもあって努力を続け、
今ではコンサルタントやスピーカー、執筆者として
世界中の数百万人の人生に影響を与え、飛び抜けた成功者を数多く輩出しています。

2015年1月、「ライフ・マスタリー・プランニング」という、
自分の最高の価値観にい基づいて人生の目標・目的をプランニングするプログラムでは、
上質な質問のワークの合間に、
「内なるインスピレーションに従い自分に許可を出せば驚くほど偉大な人生を実現出来る」最近の実例として、前の月に会った親子のことを話してくれました。

なんとその方は、もうすぐ15歳になる娘さんがディズニーと2億円の契約を結んだそうです!

6年前にカイロプラクターであるお父さんがDr.ディマティーニの講演会に参加し、
購入したオーディオ教材に娘さんが興味を持って聞き続けた。

娘さんは歌ったり踊ったりかわいい服を着るのが大好きで、
大勢の人の前で歌い踊り演技したい、モデルになりたいと夢をどんどん書き出してご両親がサポートした。

お兄さんはからかったけれどめげずに努力し続けた、YouTube ビデオも作った・・・
そしてついにWalt Disney と契約!

スゴイですね!

おそらく彼女は、6年間自分を信じて努力を続け、
チャンスをつかむ準備が出来ていたのでしょう。

Dr.ディマティーニは話の中で、
映画 「 October Sky (邦題:遠い空の向こうに)」も勧めていました。

これは元NASA技術者の実話をもとにした映画で、
ソ連が打ち上げた人類初の人工衛星を見た小さな炭坑町の高校生がロケット作りに挑戦し、
父親の反対や失敗など様々な困難を乗り越えて
全米科学コンテストで最優秀を獲得・・・というストーリー。
アメリカでは、中高生の教科書にも載っているそうです。遠い空の向こうに October Sky

感動的な実話に触れると、偉大な目標を実現するため、芽生えた夢に日々栄養を与え大きく育てることができますね!

そこで今日は子どもの頃から大好きだったことを追いかけ続けたTED(プレゼンテーション)3選を紹介し、
最後に、夢を実現させた3人に共通するエッセンスをまとめます。

【思うは招く 『だったらこうしてみたら?』で 夢はかなう 】植松努さん

北海道の中央部、赤平という街でリサイクルのマグネットを作る会社経営の傍ら、宇宙開発に携わる植松努さん。
無重力状態を作る実験装置を持ち、ロケット打ち上げもできる、
国内外から多数の研究者が訪れ、
年に1万人以上の子供たちが見学や修学旅行に訪れる。
そんな植松さんもここに至る道は平たんではなかった。
素朴で温かな人間味あふれるプレゼンテーションです。

植松さんは愛情を注いでくれた祖父母の影響で、
本が大好きで飛行機やロケットが大好きな少年に育ったけれど、
中学の先生からは、「夢みたいなことを言ってないでテスト勉強しなさい!」「すごくお金もかかるしお前なんか無理」「すごく頭が良くないと無理」と言われた。

友達、先生、親からは理解されなかったけれど、
ライト兄弟やエジソンなど当時誰にも信じてもらえなかった本の中の人たちが支えになった、

「出来なかったことが出来るようになることが人間が生きる上で大事」、
「自分が誰かにしてあげられることが仕事になりお金になる」と考えて、
大好きなことを追いかけつづけた。

会社経営は最初大成功の後に大失敗で2億円の負債。

売上を上げるために入った青年会議所でかけがえのない友達と出会う。

児童福祉施設でボランティアを手伝い子どもたちと交流、
親からひどい目にあわされた施設の子供が、それでもなお親ともう一度暮らすことが夢だと語るのを聞いて、人生を振り返るうちに、
自分が小学校の先生からもすごく嫌われ「どうせ無理」と殴られていたことを思い出す。

でも、人の夢を奪う人は、自分に自信を無くしてしまっていたかわいそうな人たちだった。

アフリカからの来訪者にも、努力しても無駄だと自分の可能性を諦めてしまった人たちが、最後には人を殺して奪うようになると聞き、
「どうせ無理」ということばの恐ろしさを痛感、
「どうせ無理」という言葉を無くそうと決意。

安全なロケットの研究をしながら資金不足であきらめかけていた北海道大学の永田教授と運命の出会い。

助け合って宇宙開発が出来るようになり、多数の研究者が訪れるようになる。

今の植松さんの夢は児童虐待をなくすこと。
「人の可能性を奪う人や、人の自信を奪う人がいない社会を作りたい」。

教育は死に至らない失敗を安全に経験させるためのもの、
できない理由を探すのではなく、「だったらこうしてみたら」とできる理由を考える。

植松さんの飾り気のない語り口から、

「人生はぶっつけ本番だから失敗して当たり前
失敗はよりよくするためのデータに過ぎないと思って乗り越えて欲しい」というメッセージがハートの奥に浸み渡ります。

【The story that’s called me 私という物語 】 渡邊優香さん

渡邊優香さんは、ミュージカルを学ぶため単身でイギリス留学、
聖歌隊公演やクラッシック歌唱コンクールファイナリストなどの経歴を持ち、
帰国後の2012年にはミス・ユニバース・ジャパン2012北海道代表、
全国セミファイナリストベスト14となったソプラノ歌手、モデル、女優です。

一見とても華やかですが、背後には、
暴力的な父
難病の弟
自らの命にも危険がある骨髄移植のドナー体験
病院で出会った一つ年下の少女の死など、
様々な深い体験がありました。

渡邊優香さんの幼少期の家庭は、
弟はムコ多糖症ハンター症候群という難病で入院、
お母さんも弟の付添でいないもの、
それが「普通」だと思っていたそうです。

病気のせいで、知的にも身体的にも後退していく弟を心から愛し、
お母さんに暴力をふるうお父さんに泣いてすがる。

優香さんが小学校3年生になる年に弟が新入生として同じ学校の普通学級に入学したのも、
当時は知らなかったけれど前例のない特殊なことで、
このころから「個性」を意識し始めたそうです。

その年弟は余命宣告と共に、ただ一つ寿命を延ばせる可能性として骨髄移植を提案され、優香さんが唯一血液の型が適合して手術を決意、
自分の命をかけたミッションは、
同時に自分の価値を認めるチャンスをくれたのかもしれないと受け止めた、
また、入院中に出会った1歳下の少女が進級することなく亡くなったのも大きな転機になりました。

何気ない日常が当たり前ではないと知って、
未来への道をがむしゃらに歩き始めた優香さん、
わずか2歳のころ、
「不思議の国のアリス」の2時間強の映画にハマり、
ビデオが擦り切れるほど見てセリフを丸暗記し、どこでもアリスになり切っていたことから、
お母さんがミュージカルと優香さんを引き合わせ、
運命的な恩師との出会いがあって、
高校生で単身イギリスの芸術学校へ。

弟の介護の負担がお母さん1人にかかることに悩む優香さんに、
お母さんは「先を見据えて挑戦してきてほしい」と背中を押したそうです。

両親は離婚を決めたけれど、父以外の家族や親せきからの応援と支援があった、
イギリスの高校側からは、歌唱技術を認めて奨学金ももらえたそうです。

1人の人間として自分にしか歩めない人生を100%全力で生きていこうとしている優香さん。

最後に、弟さんの絵を背景に美しいソプラノでAmazing Grace(アメージング・グレイス)が響きます。

【アーティストになった少年の話】 ジャレット・J・クロザウスカさん

アメリカの児童文学作家で「今年最高の児童書」賞を2回受賞し、作品の映画化も進んでいるジャレットさん。
子供のころ大好きだった絵を書いたり物語を空想することを仕事にし、世に認められるようになった今、
子供たちの創造性を引き出す環境の大切さを語ります。

ジャレットさんは小さいときから絵を描くのが大好き。
母親はヘロイン中毒で、子供のころずっと刑務所に入っていて、
父親のことは小学校6年生になる頃まで知らないという境遇でしたが、

祖父母がいつも側にいてくれ、3歳になる頃養子として引き取られ実の子供のようにかわいがってもらいました。
祖父母にとっては自分の子供を5人育てた後、80代になってからの再度の子供でした。

子供時代の親友は本に出てくるキャラクター。

小学校3年生の時、学校にプロの作家が来て話を聞く機会がり、
教室に戻り、彼の本の主人公の絵を自由に想像して書いていると、
作家が突然教室に現れ、1人1人の絵を見て回りました。

机の間を歩いていた作家がジャレットさんの横まで来るとピタッと足を止め、
Nice cat ! こりゃーいい猫だ 」と言って去っていった、
この2語がジャレットさんの人生を変えました。

最初の手作りの本は3年生の時。
きちんと奥付けも作り三人称で
“彼はこの本を書くのを楽しんだ”と著者紹介を書いていたそうです。

6年生のころ、教育予算削減で学校の美術の時間がなくなってしまい、
祖父が、「もし行きたかったら美術館の教室に通うといい」と勧めてくれて、
6年生から高校卒業まで週に1~3回通い、
情熱を共有できる友人たちと時間を過ごすことができました。

高校でも理解のある先生に恵まれ学校新聞のイラストを担当、
自分の考えたことが印刷され、たくさんの人に楽しんでもらえるワクワクを経験、

14歳の時に祖父母が買ってくれた製図台は20年たった今でも使っています。

祖父母に物をねだることはほとんどなかったけれど、
ビデオカメラがどうしても欲しくて、中古を買ってもらってアニメを自分で作ったそうです。

14歳か15歳のころはマンガをよく書いていて、
それらしく見える描き方が詳細に説明されている本を先生に見せたところ、
「自分のスタイルを認め他人の描き方を真似するな、
君には才能があるんだから自分のスタイルに磨きをかけろ」と、
重要なことを教えてくれました。

17歳の頃は両親のことでむしゃくしゃすることも多く、
初めて父親に会った日に弟や妹の存在を知り、
唯一行きたかったデザイン大学の不合格通知を受け取るというショックな出来事も。

しかし、キャンプで1週間ボランティアをし、白血病の子供たちと出会った経験と、
美術の先生が持ってきた絵本がきっかけで子供向けの絵本を書き始めます。

後にデザインスクールにも合格して2年生から編入。

在学中から絵本を書き、出版社からは認められなかったけれど、
重病の子供たちのためのキャンプで読み聞かせると喜んで聞いてくれ、
その子たちがジャレットさんのファンでした。

卒業後はボストンに引越し、スタジオを整え、
編集者や美術監督者に何百枚も絵ハガキを送って出版されるよう努力したけれど良い返事は返ってこず、
キャンプで出会った落ち着きがない子どもを題材に「おやすみ、おサル君」という本を書き、これが最後と決め出版社に絵葉書を送ったところ、
ランダムハウスの編集者からメールが!

「とても良いイラストが気に入ってウェブサイトを見た、ストーリー性がありそう、
ニューヨークに来る機会があったら是非ご連絡ください」というメッセージ。

翌週会いに行き契約、2006年1月に出版。

地元の人たちが大変喜び、ニュースになって本は売り切れ、サイン会は長い列。

ファンレターの第1号は、
2歳の子供が自分の誕生日ケーキにおサル君のキャラクターを描いてもらった写真。

osarukunnこの写真を額に入れて目の前に飾り本を書き続け、
これまで出版した本は10シリーズになりました。

いろいろな学校を訪れ、たくさんの子に「いい猫だ」と伝え、各地で、子供たちが絵本のキャラクターのマネをして迎えてくれます。

「給食のおばさん」シリーズは、
3・4年生向けの本のカテゴリーで「今年最高の児童書」賞を2回受賞。

2作品は映画化の話が進んでおり、絵本作家だけではなく映画プロデューサーにもなれたのは、高1の時に買ってもらったビデオカメラのお陰です。

自分の作品を送ってくれる子供、部屋をキャラクターで飾ってくれる子ども、ハローウィーンでキャラクターの仮装をしてくれる子供などたくさんのファンがいて、
祖父母は他界したけれど、祖父母を記念する奨学金を自分が学んだ美術館に設立し、教室に通う余裕がない家庭の子供に学ぶ機会をつくっています。

今ジャレットさんにとって最も大切なことは、
結婚して娘が2人でき、創造性を引き出す環境で娘たちを育てること。

家中どこにでも本があり、子供部屋の壁には絵を描き、庭のテラスに顔を描いて遊んだり、20年使用しているデスクで遊ばせたりもするそうです。

随所に子供のころからの作品も紹介され、
素朴な夢が大きく育った、心が温かくなるプレゼンテーションです。

まとめ:目標達成の10のエッセンス

植松努さん、渡辺優香さん、ジャレット・J・クロザウスカ (jarrett j krosoczka)さんのプレゼンテーションからは、次のような共通点が見えてきます。

  1. 大好きで夢中になれることがあった
  2. 子供が大好きなことに理解を示す身近な大人がいた
  3. 否定的な人や困難な出来事も必ずある。試練と支援が両方ある。
  4. 困難なことがあってもそこでやめたりあきらめたりしていない。
  5. 周囲の人の声ではなく、内なる声、自分のインスピレーションに従って行動している。
  6. 恩師や仲間との運命的な出会い。
  7. 一つ一つステップを上がり、大きなチャンスが来た時つかむ準備ができている。
  8. 自分の個性、自分らしさを大切にしている。
  9. 「愛する誰かのために」という想いが後押ししている。
  10. 今の自分があることに感謝している。

3人とも、生まれつきものすごく頭が良かったり、幼児のころから才能を認められていたり、ものすごくお金持ちだったりしたわけではありませんよね。

認めてくれた大人の存在は見えてきますが、
否定的な大人や恵まれない環境も同時にあった。

自分はもっと恵まれない環境だったと思いながら読んでいる方がいたら、
ぜひ、あなたの周りにもいたはずの、あなたを支援してくれていた存在に気づいて下さい。

また、あなたにも心を惹かれやりたくなること、やっていると楽しいことが必ずあるはずです。
その中心に脈々と流れているのは何ですか?

あなたにとって本当に価値が高いことがわからない方は、
やりたいことがわからない方へ ディマティーニ式 本当にやりたいことの見つけ方を参考に、やりたいことを見つけ、自分の偉大さを現す許可を出しましょう!
やってみて失敗したらまた次の手を考えればいい、明日なにが起きるかは誰にもわからないのです。

大好きなことで輝く「Love to life 」にあなたもチャレンジして下さいね!!

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