やる気・モチベーションを上げる最重要2つの要は好きなこととのリンク付け!

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だるい、疲れがとれない、何もやる気が起きない、
そんな心身の不調を訴える方が増えています。

冬の寒い日は日の出も遅く、朝目が覚めても布団から出たくない。

でも同じ方でも、例えば、
仕事はやる気が起きず遅刻しがちでもスキーが大好きな方は、
久しぶりの休みにスキーの予定が入っていたら少しでも長く滑れるよう早朝起きのスケジュールを立て、パッと目が覚めて行動できますよね。

逆に夏だったら、暑いのは身体に負担になる、
でも、ビールや清涼飲料水を販売している方(売上アップで収入もアップする方)だったらホクホクで、
仕事に力が入るかもしれません。

つまり、

自分にとっての価値の高さによってものごとの認識→行動は変わる。

どの人にもエネルギッシュな特性と怠け者の特性があり、
やる気が出ることと出ないことがある。

価値の高いことやる気がでてエネルギッシュに行動できるけれど
価値が低いことはやる気が出ない。

ということですね。

ディマティーニ式では、価値観とやる気・モチベーションについて、さらに独特の考え方や方法があり、追々紹介していきます!

「気分転換」でやる気が出るか?

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さて、やる気が出ない時のアドバイスとして気分転換が勧められることが多いですが、やる気が出ない時に気分転換してやる気がでますか?

元々やる気がない時に気分転換したら、
5分でやめるつもりがついつい・・・となって、
沈没してしまったことはありませんか?

気分転換しても、やる気が出ずに仕方なくやっていたことは、
「仕方ないな~」という気分は根本的に変わらず、
休憩してやり始めても結局やる気が続かない、テンションが下ったままで、
すぐ次の休憩をとりたくなってしまいますよね。

気分転換や行動を始めるきっかけづくりが有効なのは、あくまで基本的にやる気があるけれど疲れた時や煮詰ったときであり、
根本的にやる気・モチベーションをアップさせるのは他の要因といえるでしょう。

「好きなことをやる」そして「やっていることを好きになる」

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やる気・モチベーションを上げる最重要の要は、冒頭のスキーの例のように、
「やりたいこと」と「やるべきこと」を合致させる(リンク付けする)ことです。

朝起きることや寒いことは同じでも、

早起き=スキーに行って長時間滑れる=好きなことをたくさんできるからやる気が出る

寒い=寒いから雪が積もりスキーが出来る=好きなことに役立っているからプラスのこととして捉えられる

このように、好きなことと結びついているからやる気が出るのですよね。

そのためには、
①元々「好きなことをやる」 または
②「やっていることを好きになる」のどちらかの状態であり続ければよい、
両方必要、というのがディマティーニ式です。

好きなことはやりたくなる

「好き」というのは内発的な気持ちです。

誰かのマネや社会的にウケがよいこと、
誰かの期待に応えるため・何かがもらえるからやる気が出る、やる気を出すというのとは違います。

きっかけとしては期待に応えることでも何かがもらえることでも良い・悪いはありませんが、
ポイントは、本人にとって「好き」、「自分のプラスになる」という認識です。

好きなことは試練を乗り越えて継続できる

内発的で、誰にいわれなくてもやりたいこと、人生における最高の価値であればあるほど、
やる気やモチベーションも内側から自然に湧いてくるし、
少しぐらいうまくいかないことがあってもへこたれません。

「好きなことをやるのが成功の秘訣」といわれるのはこのためですね。

好きなことならば、内発的に努力を惜しまずでき、

困難があっても立ち向かうエネルギーが湧くし、
他の人の評価にも左右されにくくなります。

さらに、好きなことは良いアイディアを思いついたり、役立つ情報をキャッチできたりします。
(この点についてもまた別の投稿で書きたいと思っています。)

ですので、好きなことを軸に人生を組み立て、どんどんやって成功しましょう!

でも、好きなこと「だけ」をするのは不可能、そこで○○をする

でも、いくら好きなことがあっても、
「常に」好きなことをする、好きなこと「だけ」をするというのは不可能、
これを事実として受け入れるのも大切です。

そうでないと、人生から逃げる口実を作ってしまいます。

「好きなこと」があれば「やらなければいけないこと」も存在し続けるのがこの世界の真実であり、
いくらイヤでも受け入れるしかない。

ではどうするかというと、

やっていることを好きになる

これが出来ればよいのです。

「やらなければいけないこと」も、
それをやることが好きなことにつながる・貢献するという認識のリンクが強固に出来れば、
嫌なことではなくなるのです。

ディマティーニの著書では、
母親から勉強ができず取り柄がないと思われていたゲーム好きの少年に、
ディマティーニが、数学を勉強することがいかにゲームに役立つかを問いかけ、
少年の中でどんどん数学の勉強とゲームの上達のリンクができていって、
最後には少年が「ママ、数学の本を買って」と言った事例などが紹介されています。

私自身も、苦手な片づけをすることが自分にとって価値が高いことにどう役立つか書き出し、
片づけを楽に進められた体験があります。

このサイトの文章を書くのも、
なかなかまとまらず頭を悩ませることも多くて
楽なことばかりではありませんが、
自分にとって価値が高いことにつながっている確信があるので、
好きだしいやにはならないです^^。

「やらなければいけないこと」は、
それをやったら「好きなこと」にどう貢献するか、
徹底的にリンク付け
しましょう。

目標を達成した時の理想の姿をリアルにイメージするのもいいですね。

このリンクを数多く出せば出すほど、
「やらなければいけないこと」は内発的に好きなことと合致し、
自然にやる気やモチベーションが湧いて実行出来るようになります。

まとめ:自分に役立つという認識を意図的に作ろう

人生の軸は「Love to」で!

「やらなければいけないこと」は、
イヤイヤやるのではなく、
「好きなこと」にどう貢献するかを多数書き出しリンクさせる。

Do what you love !    Love what you do !   

【これをすることは、私にとって大切な○○にどのように役に立つだろう?】と自分に問いかけて、
答えが見つかるたびに心が軽くなり、ブロックがなくなって、自然にやる気が湧いてきます。

そして、少しでもやり始めたら、その行動自体がやる気スイッチになります。

【好きなことをする】が大一優先ですが、
やらなければいけないことに取り掛かるときは、それを好きなことに変えてしまいましょう!

今日から実践してみてくださいね!

やる気が出ないと悩んでいらっしゃる方、こちらもご参考に…
6月病にやられるな!やる気が出ない原因探しをまずやめよう!

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